凍結肩は肩の動きが非常に悪くなります。 突然肩の動きが悪くなるものと、肩を動かすと痛いので動かさないうちに動かなくなるものの2つに分けられます。
突然肩の動きが悪くなってしまうものの原因はよくわかっていません。
また治療も困難で6ヶ月や1年かかることも稀ではありません。 しかし問題は動かないことですから、動かす訓練をすればよいのです。
家庭でできる訓練としてコッドマン体操があります。 アイロンなどをもってする振子運動や、壁に指を付けて尺取虫のように動かす運動、そして滑車や棒を使った運動です。
また肩を冷やさないことも大切で保温用の肩のサポータが有用です。 肩の痛みが原因で2次的に肩関節の可動範囲が悪くなるものには、肩峰下滑液包炎や腱板炎などがあります。
これは専門医を受診してください。 副腎皮質ステロイド剤と局所麻酔剤を注射すると相当よくなります。
それから肩が固くならないように前述のコッドマン体操なども必要です。
またこの疾患も冷やさない方が良くなります。
石灰沈着性腱板炎は突然肩が激烈に痛みだし、その痛みのために肩はほとんど動かせなくなります。
X線を撮ると骨とは違った真っ白い石灰質が写ります。 治療ではこの石灰質を吸引します。
うまく治療すれば、それまでの非常な痛みが嘘のように取れます。
腱板断裂の特徴は夜間痛です。 夜間動かさない時にも痛むのです。 これは怪我をした場合にも起こりますし、加齢とともに起こることもあります。
肩峰下滑液包を造影して診断します。 またMRIでも診断できますが、良い機種でないとうまく写
りません。 治療には痛みを取る対症療法と手術があります。 |
| コッドマン体操 |

ベッドやソファーの上にうつ伏せになり、痛いほうの肩を前後に振ります。この時アイロン等をおもりとして持ちます。体が地面
と平行になるようにしてください。 |

痛い方の手を壁につきます。手の位置はそのままで、ゆっくり膝を曲げながら腕を伸ばします。 |

1m程の長さの棒を両手で持ちます。上下や左右、背中を洗うような動作などを痛くない範囲で行います。 |
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