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MED:内視鏡によるヘルニア手術
  内視鏡手術をご心配されている患者様へ
  当病院で行っている内視鏡によるヘルニア手術は1時間程度で、1000例以上行っておりますが、全例に於いて、輸血した例はなく、患者様がお亡くなりになったこともありません。
 
先般、某病院での事故は、内視鏡による手術(腹腔鏡を用いてのもの)で、出血による事故でした。手術時間も10時間以上かかり、当病院での内視鏡による手術(MED)とは全く術式が異なるものです。ご心配ないと思います。
MEDとは
  MED(MicroEndoscopic Discectomy 微小内視鏡椎間板切除術)は、内視鏡を用いた椎間板ヘルニアの手術方法です。これは1995年にアメリカで開発された手術方法です。
 
当院のMEDの手術件数は日本で一番多く(※1)、平成14年は139件の手術を行っております。また平成15年は196件の手術を行っており、MEDの手術件数が1000件(※2)を超えました。

当院ではMEDの手術に関し、全て映像での記録を行っております。
 
*平成15年7月10日に当院の稲波院長が日本医師会の「ラジオたんぱ医学講座」にて講演した内容を掲載いたしました。
(※1)メドトロニックソファモアダネック株式会社調査による
(※2)平成19年2月現在
MEDの特徴
  手術時間が1時間程度で、出血はほとんどありません。
また傷口は16mmです。
手術を行った患者様で輸血を行った方や亡くなられた方はいらっしゃいません。
入院期間は原則1週間で、早期に社会復帰できます。 症例によっては、ナビゲーションシステムを併用して、腰部脊柱管狭窄症の手術にも対応できます。 術後の安静度はほぼ同じです。 当院ではMEDを行う際、手術をビデオで記録しています。
MEDのメリット
 

患者様にとっては、侵襲が少ないということが最大の利点です。
侵襲が少ないということは、傷痕が目立たないだけではありません。
術後の痛みが軽く、回復も早く、感染の危険性が小さく、呼吸器系の合併症も少なくなります。
MED法では背骨に付いている筋肉を剥がすことが最少で済みます。
そのために脊柱の安定性を損なうことが非常に少なくなります。 そこで手術後の痛みは軽く、退院も早く、日常生活や仕事への復帰が早期に行えるのです。
一方、外側ヘルニアという状態があります。この外側ヘルニアは頻度は少なく、医師の十分な知識と良いMRIが無いと診断が困難なことがあります。特徴は非常に痛みが強いことで、通常の脊柱管内のヘルニアが無いか小さい場合などで考慮すべき病態です。この外側ヘルニアでは、圧倒的に内視鏡手術が有効です。この手術は神経を見つけることが難しい場合がありますので、当院ではナビゲーションシステムを用いて適切に行っています。

MEDのデメリット
  モニター画面を見ながら器具を操作するので、高度の技術を要します。 従来2つ以上の部分に病変があるような場合や再手術にはあまり適切では無いと言われてきました。しかし当院では2ヶ所以上の病変や再手術にも問題なく行っております。
MED手術の一般的予定
 
手術前日 入院
 
術前の準備をします
※飲食夕食まで摂取可能
※飲水は夜9時迄可能です
手術当日 注射・点滴等事前準備をします
ストレッチャーで手術室へ移動
 
手術
 
病室へ戻ります
※飲食・飲水はお腹が動くまで不可
術後 1日 飲食できます
ベッドから起き上がれます
2日 院内で散歩をすることができます
3日 〜 7日 退院
1週 〜 2週 軽作業:可
※上記は一般的な予定であり、個人差があります
PLDDとMED法と従来法の比較
 
  PLDD MED 従来法
皮膚切開 無し 短(16o)
筋肉剥離 無し
手術時間 15分程度 70分程度 50分程度
入院期間 2日 1週間 3週間程度
職場復帰 超早期 早期 中〜長期
神経の癒着 無し 軽度 軽〜中程度
有効率 60〜70% 90%以上 90%以上
従来法とMED法の筋肉剥離の範囲
 
MED図 MED図
従来の筋肉剥離部分 MEDの筋肉剥離部分
※黄色の部分が従来法とMED法の筋肉剥離の範囲を示しています。
MED手術の流れ
 
(写真1)は手術中の写真です。
手術の流れは下記のようになります。
 
 全身麻酔をします。
   ↓
 手術台にうつ伏せになります。
   ↓
 背部を小切開して内視鏡と外筒管を挿入します。
   ↓
 内視鏡の映像を見ながら髄核を摘出します。
   ↓
 外筒管などを取り外し、手術は終了です。
MED図
  (写真1)
 
MED図 MED図
(写真2) (写真3)
 
(写真2)は、体の側方からX線透視(写真3)しながら内視鏡を挿入する下穴をあけているところです。
この後はダイレーターという穴を大きくする器具を使って、直径16mm程まで穴を広げます。
 
MED図 MED図
(写真4) (写真5)
 
(写真4)は、内視鏡を付けた外筒管を挿入し、(写真5)の器具を使って髄核を取り除いているところです。
 
MED図 MED図
(写真6) (写真7)
 
(写真6)のように、モニター(写真7)を見ながら手術は行なわれます。
 
 モニターを見ながら髄核を摘出します。
   ↓
 外筒管などを取り外します。
   ↓
 (写真8)は内視鏡を抜いた直後のものです。
 傷口の直径は16mm程です。
MED図
  (写真8)
 
MED図 MED図
   
※写真につきましては患者様のご承諾を頂き掲載しております。
 
当院にて関東労災病院整形外科部長の夏山元伸先生が手術することがあります。
 
腰椎椎間板ヘルニアの再発は?
  腰椎椎間板ヘルニアの再発に関しては、同一椎間での再手術は最初の2年間に約70%が起こっており、その割合は3%程度であると日本整形外科学会の腰椎椎間板ヘルニアのガイドラインに記載されています。
当院では現在までに1000例以上の腰椎椎間板ヘルニア手術を行っていますが、その結果では2%以下です。
患者様の声
 

こちらのページに、手術を受けられた患者様の声をリンクしております。
「患者様の声」

治療を希望される患者様
 

下記電話番号にてMRIを予約してください。
 
03-5694-6211(9:00〜17:30) 
※上記電話は予約のみになります。治療等のご質問にはお答えできませんので、予めご了承ください。
 
治療内容に関するお問い合わせはこちらにお願い致します。
 
またMRI写真をお持ちの方でも、撮影部位の違いや、病変の変化等ござい ますので当院で再度撮影してください。
 
MRI撮影後診察を致しますが、1時間程お待ちいただく場合がございます。
 
メールによるMRI予約もできます。 ご希望の日時をご記入ください。 原則翌日に返信致します。
 

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財団法人日本医療機能評価機構岩井整形外科内科病院は、平成9年に日本医療機能評価機構の審査を受審し、平成10年3月9日認定されました。日本では約9000病院の内51番目で、東京では約700病院の内7番目です。平成15年12月に新バージョン(Ver4.0)での更新審査を受審し、平成16年4月19日に認定されました。
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