手術・治療のご案内

MED:腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡下手術(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)
担当医師稲波湯澤瀬川齊木福島金子井上大島

内視鏡下手術について

内視鏡下手術は、患者さんのお身体への負担が少ない脊椎の低侵襲手術を代表する治療法です。従来の切開手術では、50~70mm以上の傷口でしたが、内視鏡下手術ではわずか18~20mm弱で済み、入院期間は4~7日程度と短く早期社会復帰が可能です。

「背骨の手術を受けると車椅子になる」という風評をお聞きになったことがあるかもしれませんが、当グループの7,000例を超える患者さんの中で車椅子になった方、お亡くなりになった方は一人もおりません。また、内視鏡下手術に関し、全て映像での記録を行っております。ご希望の方には手術映像をディスクにコピーしてご提供しております。※ 内視鏡内の映像です。

MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)とは

MEDイメージ画像

MED:内視鏡下腰椎椎間板摘出術は、内視鏡を用いた腰椎椎間板ヘルニアの手術方法です。これは1995年にアメリカで開発されました。

 症例数の増加に伴い、医師の手技能力が向上し、当初の平均手術時間は50分程度でしたが、現在の平均手術時間は20~30分程度です。学会で報告されている他の医療機関でのMEDの手術時間は60分程度です。(当院手術手技レベルの参考にしてください)

MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)の手術件数

MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)の流れ

手術のおおまかな流れは下記の通りです。

全身麻酔 手術台にうつ伏せ 背部を小切開、
内視鏡と外筒管挿入
内視鏡の映像を見ながら、
髄核を摘出
手術終了

MEDのメリット・デメリット

メリット
傷痕が小さい。(18~20mm弱)
従来法のように背部の筋肉を大きく切る必要がない。
術後の痛みが軽く、回復も早く、手術部分の細菌感染の危険性が少ない。
退院が早く(4~7泊)、日常生活や仕事への復帰が早期に行える。

MEDの動画紹介(当院医師による手術動画)

従来の手術方法との比較

腰椎椎間板ヘルニアの手術紹介

内視鏡下手術 enSpire法 レーザー治療

手術の種類 術式 麻酔 入院日数 保険適用 有効率
内視鏡下手術 MED 全身麻酔 4~7泊 有り >90% 18~20mm弱
内視鏡下手術 PELD 全身麻酔 2~3泊 有り ≒90% 7mm
enSpire法 enSpire 局所 半日~1泊 無し
60万円
70~80% 針穴
レーザー治療 PLDD 局所 半日~1泊 無し
35万円
60~70% 針穴
切開手術 従来法 全身麻酔 3週間程度 有り >90% 50mm~

※ 上記の内容はあくまでも目安になります。予めご了承ください。

筋肉剥離の比較

MED法(下左図)と従来法(下右図)での筋肉剥離の比較です。MED法では、筋肉を剥がす事が非常に少ないので、出血も少なくて済みます。

MED法
MED法の筋肉剥離イメージ
PELD法
PELD法の筋肉剥離イメージ
従来法
従来法の筋肉剥離イメージ

MEDの入院から退院までの流れ

手術前日
入院 術前の準備をします。
※ 飲食は夕食まで摂取可能です。
※ 飲水は夜9時迄可能です。
手術当日
準備 注射・点滴などの事前準備を行います。その後、ストレッチャーで手術室へ移動します。
手術 手術を行います。
術後 病室へ戻ります。
※ 飲食・飲水は不可。
術後1日
飲食可能。ベッドから起き上がれます。
術後2日
散歩をすることができます。
術後4~7日
退院
術後1~2週
軽作業が可能になります。

※ 上記は一般的な予定であり、個人差があります。

MEDに関するQ&A

Q01

入院期間はどれくらいですか?


回 答

手術後4~7日で退院される方が多いです。
※ 入院期間は一般的な目安であり、個人差があります。

Q02

保険適用ですか?


回 答

はい。MED、MELは保険適用でございます。

Q03

入院・手術費はどれくらいですか?


回 答

保険適用で30%の自己負担率の場合、MED、MELともに4~7日入院で約25~30万円ほどでございます。また、高額療養費現物給付化制度が使えます。尚、個室を希望された場合は室料差額料金がかかります。

Q04

腰の手術を受けて車椅子になるという話を聞きましたが本当でしょうか?


回 答

車椅子になるから腰椎の手術を受けてはいけない・・・と言われる方がいらっしゃいます。しかし、そのようなことはまずございません。現在まで7,000人以上の方に内視鏡下手術を行っておりますが、車椅子になった方は一人もおりません。

Q05

診察を受けてから、どれくらいで手術を受けられますか?


回 答

当院へ受診され、診断・治療方針が決定された患者さんは、「通常1ヶ月以内」に手術が受けられます。全身麻酔で行いますので、その為の検査を行います。その結果、異常があった場合には精密検査などで手術が延びる、あるいはできないという可能性もございます。

Q06

どの程度の手術まで出来るのでしょうか?


回 答

後方からの頚椎・胸椎、後方・側方からの腰椎は原則的に内視鏡下で行っています。術式はMED、MEL、ME-PLIF/TLIF、XLIFなどでございます。

MEDを受けられた患者さんの声

MEDを希望の方について

手術までの流れをご一読して頂き、整形外科外来にて常勤医師の診察をお受けください。

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