岩井グループの取り組み

医療の質向上への取り組み

診療科別に、当財団の医療の質向上への取り組みをご紹介します。

整形外科の取り組み

低侵襲手術

腰椎椎間板ヘルニアの内視鏡下手術(MED)は、従来必要であった2~3週間の入院期間を1週間に短縮しました。手術後の痛みも非常に軽度となり、ほとんどの患者さんは翌日から歩行が可能となっています。

 当グループの内視鏡下手術(MED)実績は平成14年から現在までの間、国内一の手術件数です。他にも腰部脊柱管狭窄症の内視鏡下手術(MEL)内視鏡下椎体間固定術(ME-PLIF)頚椎・腰椎椎間板ヘルニアのレーザー治療(PLDD)など、低侵襲医療の提供に努めています。

当グループの手術実績はこちら

手術前のタイムアウト実施率100%

タイムアウトを実施することにより、手術患者の誤認や手術部位の誤認などの事故防止を図ります。当院では全ての手術において、タイムアウトを実施しております。

タイムアウトとは

執刀直前に、チーム全員で一旦手を止め、チェックリストに従い、患者・部位・手技などを確認することを言います。

内視鏡下手術ビデオの記録と提供

内視鏡下手術は全て録画しており、ご希望の患者さんには録画した映像を提供しております(※内視鏡内の映像です)。さらに、外来や病棟など院内LAN端末上で手術映像を見ることが出来ます。また、この記録映像は患者さんの誤解を解き、不要な医療紛争を避けるという意味も持っています。

高度な医療を支える画像診断体制

放射線科常勤医師、読影医、診療放射線技師、臨床検査技師によりPACS(画像記録通信システム)上での迅速な読影体制を整えております。

内科の取り組み

総合内科専門医による診療 ~「総合内科専門医」による正確で高い技術と知識~

当院には、最先端の治療を誇る虎の門病院に在籍した「認定総合内科専門医」がおり、内科全般において極めて高い水準の医療を提供しています。同時に、専門性の高い学術知見が必要と思われる症例については、非常勤医師として勤務している各分野の専門医とディスカッションを行い、より細部にわたり専門性の高い医療を実現しています。

内視鏡検査

内視鏡機器はOLYMPUS社製の機器を導入しており、内視鏡指導医・内視鏡専門医である担当医師2人によって行っております。また現在も担当医師が虎の門病院にて内視鏡検査を担当することにより、常に技術の向上と最先端の知識の吸収に努めております。

B型肝炎・C型肝炎

虎の門病院肝臓科で学んだ「日本肝臓学会専門医」が治療を行っています。

 B型慢性肝炎患者さんに対しては年齢・病態をふまえて、核酸アナログ(抗ウイルス剤)、インターフェロンなどの治療を行っています。

 C型慢性肝炎患者さんに対してはインターフェロン単独療法やPEG-インターフェロンとリバベリン併用療法を実施しています。また、当院にて対応困難と判断した患者さんへは、虎の門病院を中心に速やかに紹介受診の手続きをとるなど、早期診断・早期治療を図るネットワーク強化を図っています。

院内研修・勉強会

当院では、患者さんに安心して当院を利用していただき、信頼できる医療機関として選択していただけるよう、医療安全や接遇など、さまざまな研修・勉強会を定期的に行っています。ほとんど全ての勉強会が部署や職種を限定せず、全職員対象となっており、職員は医療に関することを多角的に学ぶことができます。

医療安全勉強会

患者間違い(患者誤認)と部位間違いは、重大な事故に繋がりかねないため、防止対策を練ったり職員への周知徹底を行う必要があります。当院では、定期的に全職員対象の勉強会を開催しています。この勉強会では、実際に各部署の患者間違い(患者誤認)の防止策方法をビデオ撮影し、その様子を流したり、部位間違いについては、タイムアウトの導入と手術部位のマーキングのマニュアル作成を行い、間違えが起きないように取り組んでいることを報告しています。
患者誤認の内容は、カルテ間違い・食事箋の間違い・名前の聞き間違いなどの事例が挙げられます。フルネーム確認・患者さんにも名乗ってもらうことを徹底するためのポスターを作成し、職員だけでなく、患者さんにも参加できる医療安全を目指します。

勉強会の様子 勉強会の様子
動画を用いた資料 動画を用いた資料
ポスター ポスター(クリックで拡大)
BLS研修会

いざという時のために、AEDを使用した救命活動の研修を行いました。街中や家庭で、医療従事者として率先して救命活動ができるよう、しっかりと学びました。

故・宇沢弘文氏に関する講演

当財団では、日本で最もノーベル経済学賞に近いといわれた故・宇沢弘文氏の考えに共感し、実践しております。宇沢弘文氏は著作『社会的共通資本』のなかで、医療機関は営利企業ではなく社会的共通資本であるべきと述べています。この考えに倣って、当財団では保有する医療データを匿名化した上で公開し、多くの研究者に利用してもらうよう取り組んでおります。また、職員全員が『地球温暖化を考える』を読んで、省エネルギー・省資源の推進、産廃物の適正な分別・処理、エコキャップ運動などに参加するなど、地球温暖化について考え、行動に移しています。
2016年11月、故・宇沢弘文氏のご令嬢で、氏の思想の普及に取り組む宇沢国際学館の代表である占部まりさんをお招きし、全職員対象に講演をしていただきました。

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