PLDD:レーザー治療(レーザー椎間板減圧術)
レーザー治療(PLDD)について
現在までレーザー治療(PLDD)で亡くなった方はもちろん、膿瘍を作った患者さんはおりません。頚椎では食道を穿刺して感染が起こったのではないか、という経験を他の医療機関の医師から報告があり、当院ではそのようなことがないよう十二分に注意をいたしております。
従来、腰椎椎間板ヘルニアの手術では、最低でも2~3週間の入院とリハビリテーションを、また頚椎椎板ヘルニアの手術では4~6週間の入院とその後のリハビリテーションを必要としていました。
現在、当院では薬や理学療法そしてブロック療法などと、手術の中間に位置する中間療法として、レーザーによる経皮的髄核減圧術を行っています。
手術に比べると適応は狭いのですが、十数分のレーザー照射で治療成績は非常に良好です。
原則は2日間の入院が必要ですが、状態によっては日帰りでの手術も可能です。
当院の稲波院長も以前、頚椎のPLDD治療を受けております。現在は非常に良好な状態です。
レーザー椎間板減圧術の説明書
| PLDD | MED | 従来法 | |
|---|---|---|---|
| 皮膚切開 | 無し | 短(16㎜) | 長 |
| 筋肉剥離 | 無し | 少 | 多 |
| 手術時間 | 15分程度 | 20~30分程度 | 50分程度 |
| 入院期間 | 2日 | 1週間 | 3週間程度 |
| 職場復帰 | 超早期 | 早期 | 中~長期 |
| 神経の癒着 | 無し | 軽度 | 軽~中程度 |
| 有効率 | 60~70% | 90%以上 | 90%以上 |
レーザー治療(PLDD)とは?
PLDDとは、Percutaneous Laser Disc Decompressionの略で、 椎間板の中の髄核に刺したレーザーファイバーからレーザーを照射して髄核を蒸発させ椎間板ヘルニアを治療する方法です。
椎間板を元に戻すわけではありませんので、仙骨ブロックなど従来の手術以外の治療法を試みて、効果が不十分な方にのみ行います。
当院ではPLDDを行う際、針の位置をイメージ画像で記録しています。
レーザー治療(PLDD)の図解
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|---|---|---|
| レーザーを照射し髄核の 一部を蒸発させ空洞をつくる。 | 空洞ができたことで神経根を 圧迫していた髄核圧が下がる。 またレーザーには消炎鎮痛 効果 があると考えられている。 |
レーザー治療(PLDD)の一般的予定
| 手術当日 | 入院 術前の準備をします |
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|---|---|---|
| 注射・点滴等事前準備をします ストレッチャーで手術室へ移動 手術 病室へ戻ります 術後3時間はベッド上安静 その後は普通に退院もできます。 |
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| 術後 | 1日 | 退院 |
| 1週 | 普通の日常生活可能です | |
※上記は一般的な予定であり、個人差があります。
レーザー治療(PLDD)の成功率
PLDD の成功率は60%程度です。
成功率は日本整形外科学会の腰痛治療成績判定基準で50%以上の改善率を示した患者様の割合です。貴方の症状の60%が改善されるというわけではありません。また通常の手術の成功率は90%以上です。
レーザー治療(PLDD)の術前・術後
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|---|---|---|
| 施術前 | 施術後 |
レーザー治療(PLDD)の術後の経過
症状は直後から改善される場合、1ヶ月くらいの経過で徐々に改善されていく場合などさまざまです。
もちろん症状が改善しない場合もあります。なお、PLDD実施後1週間くらいは、どうしてもはずせない予定は入れないで下さい。一時的に症状が悪化する場合があります。
2回目のレーザー治療(PLDD)
1回のPLDDで症状が改善されない場合、一ヶ月くらい経過をみて、もう一度実施すると良くなる場合があります。※2回目の料金も1回目と同じ料金となります。
レーザー治療(PLDD)の悪化例
当院では現在まで900症例(※)の頚椎・腰椎の椎間板ヘルニアをPLDDで治療しています。
その中でPLDDによって悪化したと思われる例が4例ありました。1例はある医科大学附属病院で手術をうけました。執刀した先生によりますと神経根の浮腫が通常のヘルニアより強かったということでしたが、後に残るような後遺症はありませんでした。3例は当院で手術しました。そのうち2例は、後遺症も無く良くなっておられます。もう1例は当院でのPLDDでは改善できず、当院でMED(内視鏡ヘルニア手術)を受けられ現在はよくなっておられます。
(※)平成22年12月時点
レーザー治療(PLDD)費用
費用は保険が使えないため、腰椎で367,500円(内消費税17,500円)がかかります。
尚、2つの部分に病変がある場合はレーザーファイバー料金105,000円(内消費税5,000円)が加算されます。
頚椎の場合は472,500円(内消費税22,500円)となります。
尚、2つの部分に病変がある場合はレーザーファイバー料金126,000円(内消費税6,000円)が加算されます。
この費用の中には「入院費」「手術用検査費(採血と心電図のみ)」「手術費」「投薬」が含まれます。
※なお、PLDDにより症状が改善されない場合でも料金はお返し致しません。
※2回目の料金も1回目と同じ料金となります。
レーザー治療(PLDD)を希望される患者様
下記電話番号にてMRIを予約してください。
電話番号 03-5694-6211
受付時間 月~金曜日 9:00~17:00 土曜日 9:00~12:00
※上記電話は予約のみになります。治療等のご質問にはお答えできませんので、予めご了承ください。
※治療内容に関するお問い合わせはこちらにお願い致します。
またMRI写真をお持ちの方でも、撮影時期、撮影部位の違い、病変の変化等ござい ますので当院で再度撮影する場合がございます。
- MRI撮影後診察を致しますが、1時間程お待ちいただく場合がございます。
ご来院の際は、できれば紹介状をお持ちください。
患者様の声
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