お知らせ

2015年度インフルエンザ予防接種について

2015年10月26日

当院でもインフルエンザの予防接種を受けることができます。インフルエンザは11月下旬から12月上旬から発生し、1~3月にピークを迎えます。インフルエンザの予防に最も有効なのがワクチンの接種と言われています。今シーズンから日本でも4価のインフルエンザワクチンが使われることになりました。
岩井整形外科病院での価格は4,000円(税込)です。接種を希望される方は受付にお申し出ください。予約は不要です。

4価のワクチンとは?

4価のワクチンは、4種類のウイルスや細菌に対応可能です。
これまで日本で接種されてきた3価のワクチンに比べ、4価のワクチンを接種することで、昨年までに比べ防御範囲が広くなり、重症化が防げるといわれています

なぜ4価になったのか?

近年のインフルエンザは、A型の2種類に加え、B型である山形系統とビクトリア系統の混合型が流行しています。WHOも2013年シーズンから4価ワクチンを推奨しており、アメリカでもその年から4価ワクチンが製造・承認されました。世界的に4価ワクチンが主流となってきているので、日本でも検討の結果、採用にいたりました。

何が変わるのか?

性能が上がります

1つのワクチンで得られる免疫の種類が増えます。

費用が高くなります

4種類の株が入っているので、昨シーズンよりも接種にかかる費用が高くなります。
岩井整形外科病院では4,000円で接種可能です。

インフルエンザを予防するには

流行前のワクチン接種

インフルエンザワクチンは感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されています。

咳エチケット

インフルエンザの感染経路は咳やくしゃみの際に、口から発生する水滴による飛沫感染が主です。咳やくしゃみを他の人に向けて発しないことや、マスクをするなど心がけましょう。

手洗いうがい

アルコール製剤による手指衛生もインフルエンザには効果的です。

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスのとれた食事を心がけましょう。

人ごみや繁華街への外出を控える

人ごみに入る可能性がある場合は、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。
※不織布(ふしょくふ):「織っていない布」のこと。繊維や糸を織らず、熱的・機械的・化学的作用により繊維を接着、またはからみ合わせた薄いシート状の布のこと。

インフルエンザの流行時期

11~12月ごろにはじまって、1~3月ごろにピークを迎えます。
ワクチン接種後、効果があらわれるまでに2週間程度を要するので、12月中旬までには接種するのが良いでしょう。
接種後は2週間~5ヶ月程度予防効果が期待できます。毎年流行するインフルエンザの種類が異なり、それを予測してワクチンを製造しているので、毎年接種するのが良いと考えられています。
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当院は以下の認定病院です。
外国人医師臨床修練指定病院、整形外科専門医研修認定施設、脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設。

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