当院では、医療行為の実施にあたっては充分な説明と同意(インフォームド・コンセント)に努めております。また、無輸血もしくは必要最小限の輸血で診療を行っておりますが、手術をはじめとする診療中に医師の倫理に基づき輸血せざるを得ないと判断した場合は、宗教的理由等からこれを拒否される患者さんに対しても輸血を実施する立場~相対的無輸血の方針~をとっていますので、ご理解、ご協力のほどをお願い申し上げます。
なお、ご参考までに輸血を行った手術は人工関節置換術を除く1,633件のうちの7件となっています。また人工関節置換術においては、膝関節の場合は34件中11件で、股関節では9件中8件で主に自己血による輸血を実施しています(岩井整形外科内科病院:2014年度実績)。
以上