内視鏡下手術は、患者さんのお身体への負担が少ない低侵襲手術を代表する治療法です。従来の切開手術は50~70mm以上の傷口でしたが、内視鏡下手術ではわずか10~20mm程度で済み、入院期間は3~10日程度と短く早期社会復帰が可能です。当院では内視鏡下手術に関し、全て映像での記録を行っており、ご希望の方には手術映像をディスクにコピーしてご提供しております。※ 内視鏡内の映像です。
外科的手術には、手術をした部分が感染する(菌が繁殖する)リスクがあります。内視鏡下手術の創部感染率は、内視鏡を用いない切開手術に比べて感染率が顕著に低いことが分かりました。感染率の違いについて、当グループも協力した研究が論文として発表されています。
Risk factors for surgical site infection after lumbar laminectomy and/or discectomy for degenerative diseases in adults: A prospective multicenter surveillance study with registry of 4027 cases