腰骨(こしぼね)は5つの腰椎と1つの仙骨(せんこつ)、そしてそれぞれの骨の間にある椎間板というクッションからできています。左の図は正常な椎間板です。椎間板は外側部分を線維輪(せんいりん)、その中に髄核(ずいかく)があります。髄核の後方には脊柱管という管が腰骨の中にあり神経が通っています。
右図のように椎間板の中身である髄核が後ろに出て、神経を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。神経が圧迫されると炎症が起きて、痛みやしびれ、麻痺などの症状が起きます。
腰骨(こしぼね)は5つの腰椎と1つの仙骨(せんこつ)、そしてそれぞれの骨の間にある椎間板というクッションからできています。左の図は正常な椎間板です。椎間板は外側部分を線維輪(せんいりん)、その中に髄核(ずいかく)があります。髄核の後方には脊柱管という管が腰骨の中にあり神経が通っています。
右図のように椎間板の中身である髄核が後ろに出て、神経を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。神経が圧迫されると炎症が起きて、痛みやしびれ、麻痺などの症状が起きます。
腰椎椎間板ヘルニアに対する手術には大きく分けて2通りの手術があります。1つは椎間板をとって上下の骨を癒合させる方法、もう1つはヘルニアと髄核のみをとる手術です。このページではヘルニアと髄核のみをとる手術を紹介します。
1 | 傷痕が小さい。(18~20mm弱) |
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2 | 従来法のように背部の筋肉を大きく切る必要がない。 |
3 | 術後の痛みが軽く、回復も早く、手術部分の細菌感染の危険性が少ない。 |
4 | 退院が早く(4~7泊)、日常生活や仕事への復帰が早期に行える。 |
1 | 傷痕が目立ちません。(7mm弱) |
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2 | 術後の痛みが軽く、回復も早く、感染の危険性が少なく、呼吸器系の合併症も少ない。 |
3 | 背骨に付いている筋肉を剥がすことが最少。脊柱の安定性を損なうことが非常に少ない。 |
4 | 退院が早く(2~3泊)、日常生活や仕事への復帰が早期に行える。 |
5 | 通常の内視鏡下手術よりも低侵襲です。低侵襲とは患者さんのお身体への負担が少ない治療のことを言います。 |
6 | 当院のFED(FESS)には、健康保険が適用されます。 |
1 | 術者に高度な技術が求められるため、実施可能な医師が少ない。 |
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1 | 傷痕が目立ちません。(針の穴程度) |
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2 | 1泊2日の短期入院。術後の回復も早く、日常生活や仕事への復帰が早期に行える。 |
3 | 内視鏡下手術よりも複雑さが少ない。 |
1 | 健康保険非適用。 |
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当グループは東京都江戸川区と品川区に病院が御座います。
腰や首の治療は両病院、スポーツによるケガの治療は稲波脊椎・関節病院で行っております。