手術・治療のご案内

椎間板内酵素注入療法について

ヘルニコアについて

ヘルニコア

背骨と背骨の間のクッションの役割を持つ椎間板の内部には、髄核という組織があります。この髄核が後方に飛び出て、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。
当院では、内視鏡下で飛び出たヘルニアを摘出するのが最もスタンダードな治療法ですが、ヘルニコアはヘルニアを起こしている髄核に直接注射して治療を行います。
髄核には保水成分が豊富にあるため、ヘルニコアを髄核に注射することで、有効成分のコンドリアーゼが髄核内の保水成分を分解し水分によるふくらみを和らげます。結果として神経への圧迫が改善し、痛みや痺れなどの症状が軽減すると考えられています。

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)の流れ

手術のおおまかな流れは下記の通りです。局所麻酔で行います。

病室から手術室へ移動 手術台に横になる 針を刺す場所の決定 消毒・皮膚の局所麻酔 椎間板内に針を刺し、ヘルニコアを注入 手術室内で30分程度安静にして、問題なければ病室に帰室
ヘルニコア治療中

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)の注意点

  • 投与によるアナフィラキシーの発現(かゆみ、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛、吐き気などの消化器症状、視野が狭くなるなどの視覚症状)の可能性があります。アレルギー体質の方はヘルニコアの治療に注意が必要です。
  • 過去に椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)を受けたことのある方は、再度この治療法を受けることができません。
  • ヘルニアの形や出ている位置によっては、椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)の適応とならないこともございます。
  • 腰椎不安定症のある患者さん、またその疑いのある患者さんには椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)を行うことができません。

ヘルニコア以外の治療方法との比較

腰椎椎間板ヘルニアの治療法紹介
手術の種類 術式 麻酔 入院日数 保険適用 有効率
内視鏡下手術 MED 全身麻酔 4~7泊 有り >90% 18~20mm弱
内視鏡下手術 FED 全身麻酔 2~3泊 有り ≒90% 7mm
椎間板内酵素
注入療法
ヘルニコア 局所 半日~1泊 有り 60~70% 針穴
レーザー治療 PLDD 局所 半日~1泊 無し
35万円
60~70% 針穴
切開手術 従来法 全身麻酔 3週間程度 有り >90% 50mm~

※ 上記の内容はあくまでも目安になります。予めご了承ください。

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)の入院から退院までの流れ

手術当日
準備 病室にて注射・点滴などの事前準備を行います。その後、手術室へ移動します。
治療 治療を行います。
術後 病室へ戻ります。
術後3時間病室にて経過観察後、問題なければ退院となります。
治療当日は入浴を控えていただきます。
術後1週
治療後1週間は腰に負担をかけないように心がけてください。
術後3週
退院後初回外来となります。
痛みなどの症状が強い場合は、随時受診してください。

※ 上記は一般的な予定であり、個人差があります。

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)をご希望の方はこちら

手術までの流れをご一読して頂き、整形外科外来にて常勤医師の診察をお受けください。

  • 岩井グループ
    施設紹介

当グループは東京都江戸川区と品川区に病院が御座います。
腰や首の治療は両病院、スポーツによるケガの治療は稲波脊椎・関節病院で行っております。

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