椎間板内に酵素を含んだ薬剤を直接注入して、ヘルニアによる神経の圧迫を弱める方法です。
当院では、この椎間板内酵素注入療法にヘルニコアという薬剤を使用します。
ヘルニコアについて、稲波医師が「日経ヘルス」の取材を受けました。
「注射で治す腰の椎間板ヘルニア 傷跡残らず日帰り可能」(外部リンク)
椎間板内に酵素を含んだ薬剤を直接注入して、ヘルニアによる神経の圧迫を弱める方法です。
当院では、この椎間板内酵素注入療法にヘルニコアという薬剤を使用します。
ヘルニコアについて、稲波医師が「日経ヘルス」の取材を受けました。
「注射で治す腰の椎間板ヘルニア 傷跡残らず日帰り可能」(外部リンク)
背骨と背骨の間のクッションの役割を持つ椎間板の内部には、髄核という組織があります。この髄核が後方に飛び出て、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。
当院では、内視鏡下で飛び出たヘルニアを摘出するのが最もスタンダードな治療法ですが、ヘルニコアはヘルニアを起こしている髄核に直接注射して治療を行います。
髄核には保水成分が豊富にあるため、ヘルニコアを髄核に注射することで、有効成分のコンドリアーゼが髄核内の保水成分を分解し水分によるふくらみを和らげます。結果として神経への圧迫が改善し、痛みや痺れなどの症状が軽減すると考えられています。
手術のおおまかな流れは下記の通りです。局所麻酔で行います。
準備 | … | 病室にて注射・点滴などの事前準備を行います。その後、手術室へ移動します。 |
治療 | … | 治療を行います。 |
術後 | … |
病室へ戻ります。 術後3時間病室にて経過観察後、問題なければ退院となります。 治療当日は入浴を控えていただきます。 |
※ 上記は一般的な予定であり、個人差があります。
手術までの流れをご一読して頂き、整形外科外来にて常勤医師の診察をお受けください。
当グループは東京都江戸川区と品川区に病院が御座います。
腰や首の治療は両病院、スポーツによるケガの治療は稲波脊椎・関節病院で行っております。